生姜加工食品 製造・販売の株式会社みやまえ

株式会社みやまえは、しょうが漬けをはじめとする
生姜加工食品の製造・販売を行っております。

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みやまえのこだわり

素材にこだわる

最高ランクの「早堀り」生姜を収穫

最高ランクの「早堀り」生姜を収穫

美味しい生姜を皆様にお届けするために、何はなくとも大切なのは、素材の良さです。
生姜は、3月~5月頃に植え付け、およそ3ヶ月半~4ヶ月後に収穫しますが、収穫時期によって、その性質に微妙な違いが出ます。時間をかけるほど大きく育ちますが、繊維やでんぷん質は多くなります。

繊維やでんぷん質の量によって「ガリ」「ハーフ」「刻み」といった生姜のランクがあり、最も繊維の多い「刻み」は、ガリにすると歯ごたえが悪く、でんぷん質が色合いを濁らせてしまいます。
弊社では、「早掘り」といわれる、栽培してから3ヶ月半ほど経って収穫した生姜を使用しています。これは、よけいな繊維やでんぷん質が少ない、最高ランクの品質です。

一方で、収穫を遅くして大きく育てたほうが、コストパフォーマンスは良くなります。早掘りの高品質の生姜を、できるだけ大きく育った状態で、という頃合いを見極めて原料調達を行っています。

また、原材料となる生姜は現地で一次加工された塩漬けの状態で入ってきますが、弊社の生姜は、他社よりも塩分濃度を低くしています。保存性を保ちながら、生姜の美味しさをより引き出すためのもので、これを実現するには、生姜自体の品質はもちろん、現地の生産者の技術力も求められます。

そのため弊社では、産地や生産者を独自の社内基準によって評価・選定すると共に、サンプルの品質評価、安全性の確認などを行い、合格したものだけを採用します。加工前の素材から、最高のものを妥協なく求める姿勢が、私たちにはあります。

産地との強い絆が生む、万全の供給体制

産地との強い絆が生む、万全の供給体制

当社で取り扱う生姜は、中国やタイなど海外産地から仕入れています。そのため、現地の生産者との綿密なコミュニケーションが不可欠です。

私たちは、毎年3~4月にタイや中国へ足を運び、その年の植え付け状況や産地の耕作面積、気候の見通しなどを自社で調査します。そして、今年の出来はどうか、買い付けのオファーをいつ頃入れれば良いのかなどを見極めます。現地の畑の情報に精通した、信頼の置ける現地パートナーと協力しながら、最適なタイミングで買い付けを行うのです。

この他にも、弊社は年に何度も現地に足を運び、パートナーとの絆を深めています。実は、私たちのように頻繁に海外視察を行うメーカーは、それほど多くありません。

そして私たちが購買活動の中で重視しているのは、生産者との信頼関係です。すなわち、ただ相場を眺めて「安価に調達できるか否か」というのではなく、長期間のスパンで「どうすれば、良い生姜を長く提供してもらえるか」という視点に立つことです。

現地の生産者にとって、自分たちの生姜を買ってもらえるかは一番の関心事でもあり、不安でもあります。そこに弊社が一番に手を上げて「この値段で、これだけ買います」と宣言し、そして約束は必ず果たす。生産者は安心して仕事に励み、また良い生姜を提供しようと努力します。そういった良い循環の積み重ねが厚い信頼関係を築き、今日までの何十年にわたる取引実績に結びついているのです。

私たちは「信頼」こそが、弊社が良い素材をコンスタントに大量調達できる秘訣と考えています。

最高の生姜をご提供し続けるために

最高の生姜をご提供し続けるために

現在、生姜の産地として世界的に最もクオリティが高いのは、中国の福建省です。その次がタイの北部、ミャンマーやラオスとの国境周辺となります。これらの良質な産地において、当社は常に最高ランクの生姜を購入し続けています。

デフレ傾向が続き国内の消費が落ち込む中、私たちの業界でも、多くのメーカーが安価でランクの低い生姜を扱うようになってきました。これが連鎖的に産地の疲弊を招いています。
生姜は年に1回しか収穫できない上、連作障害もあります。折しも中国では外食産業の成長に伴い葉物野菜などのニーズも増えており、採算に合わないからと生姜作りをやめてしまう農家も増えているのが実態です。

現地では、生姜作りのプロフェッショナルが減ってきており、その中で、高品質の生姜を調達し続けていくのは簡単ではありません。しかし私たちは、その努力をたゆまず続けてゆかねばならないと考えております。

最高の生姜漬けを、できるだけ広くお客様に食べて頂くこと。それこそが私たちの使命です。生姜一筋を貫いてきた「みやまえ」ブランドの名に賭けても、品質にこだわった生姜をご提供し続けられるよう努力して参ります。

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加工にこだわる

「国内加工」で、
顧客ニーズに柔軟・迅速に対応

みやまえでは、原材料の良質はもちろんのこと、その加工方法にも様々なこだわりを持っています。

その一つが“生姜の最終加工は、消費地の近くで行う”というものです。消費者の価値観やニーズの変化、外食産業の多角化に伴って、私たちのお客様となる企業様からは生姜の加工形態にも数々のご要望が寄せられます。
甘みや酸味といった味の面だけでなく、厚さや切り方など数え上げれば実に様々。同じお客様でも、調味液や切り方の種類をいくつも使い分けているケースは少なくありません。ほぼオーダーメイドといっても良いでしょう。

そういったご要望に柔軟に対応する、あるいは市場の動向を敏感に察知し、商品に反映させるためには、出来る限りお客様や消費者の近くで加工業務を行える体制が求められます。ここに、お客様の求める味や食感を生み続けてきた、みやまえの企業力が発揮されるのです。

また、これはどんな食材にも言えることですが、生姜も「採れたて」が一番美味しいもの。そこから人の手が入り、時間が経つほどに鮮度や美味しさは失われていきます。
だから、スライスや味付けなどの加工を行ってから、できるだけ早く最終消費者の食卓にお届けしたい。これを実現しようとすると、現地加工したものを船便で運送、という手段では、どうしても時間がかかってしまうのです。切りたての、さわやかな生姜をお召し上がり頂きたい。それが、私たちが国内加工にこだわるもう一つの理由です。

「国内加工」で、 顧客ニーズに柔軟・迅速に対応

合理化された製造ラインが生み出す
低コストかつ抜群の製品提供力

合理化された製造ラインが生み出す 低コストかつ抜群の製品提供力

私たちみやまえは、生姜の加工設備の機械化を積極的に進めております。これまで蓄積してきた加工技術をベースに、最新設備を駆使した自動化機器を導入。オーダーメイドの加工を実現し、お客様のご要望を満足させられる生産ラインは、同業種内において国内有数の充実度であると自負しております。

また、バリエーションに富んだ充填・包装ラインを設けており、数グラムの個包装から、業務用の10キロパックまで、お客様のニーズに合致したパッケージングが可能な設備を保有しています。

生産ラインの機械化によるリードタイムの短縮も、お客様にとっての大きなメリットです。あらゆるビジネスに「スピード」が要求される今日、大きなロット数においても短いリードタイムを実現し、納期の厳しいオファーに迅速対応が可能なのは、充実した工場設備の賜物です。現在もさらなる向上を目指して、設備投資と改良を加えています。

弊社社長の目標とするところは、「一番良い生姜を、幅広くお客様に提供する」という非常にシンプルなものです。
特に弊社の商品は、いずれも単体ではメインディッシュとなり得ない、言わば「脇役」。お客様側としては、できるだけコストをかけたくないのが心情であることも承知しております。

そこで私たちが、企業努力により良い生姜をよりお求めやすくご提供し、かつ企業として必要な利潤を生み出すための答えが「徹底した効率化」と「設備投資」なのです。そして、より高次元の機械化を目指し、今日まで継続的に設備投資を行ってきました。
設備投資と効率化の飽くなき努力は、お客様目線から生まれています。

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安全にこだわる

ISOに準拠したトレーサビリティの実現

ISOに準拠したトレーサビリティの実現

弊社は、2003年(平成15年)品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」の認証を取得し、独自のトレーサビリティ(追跡可能性)を確立、継続して運営を行っておりましたが、さらに安心安全な製品及びサービスを提供させていただくために、2020年(令和2年)食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000」の認証に切り替えをいたしました。

万が一、弊社の商品に品質上のトラブルが発生した場合は、その商品名や賞味期限などの情報をもとに、それがいつ、どこから受け入れた原材料なのかに始まり、製造日、製造時間、作業者などの様々な履歴を追跡し、確認することができます。そしてお客様のお問い合わせに適切に対応し、トラブルの原因を速やかに追求・特定して対処することが可能です。

これは、私たちが原材料となる生姜の収穫されたタイミングや場所、メーカーなどを全て把握した上で調達を行い、最終加工を国内の自社工場にて行うことで実現できるものです。
現地で最終加工された完成品だと、これらの情報を把握追跡することは不可能で、結局は価格的に見合う商品を買ってくる、ということになります。

トレーサビリティの実現により品質管理がより徹底されると共に、製品への責任の所在が明確になるため、生産者や各メーカーの意識も高まります。結果として、お客様に良質で安全な製品をご提供することができるのです。

安心安全を担保する日本での最終加工

安心安全を担保する日本での最終加工

みやまえでは、生姜製品の最終加工を日本国内で行うことにこだわっています。その理由は、お客様の幅広い商品ニーズに柔軟・迅速に対応できることと、もう一つは、安心・安全の面です。

最終加工を国内で行うことによって、弊社の人間だけでなく、お客様にも目が届く製造が行えると考えております。弊社の工場では多数のお客様によって、製造工程に問題がないか、ISOだけでなくお客様が求めるルールに従ってしっかりと工場が運営されているか、弊社のスタッフが真摯に製品作りに邁進しているかをご確認頂いております。

なお弊社では、原材料の調達及び一次加工は海外で行っていますが、これらの安心・安全を保証するため、分析試験項目や基準値を定めて、基準をクリアできたものだけを受け入れています。メーカーからは原材料規格書を入手し、安全性を確認します。

また工場内では、徹底した衛生管理のもとで材料を選別し、独自の基準に達したものだけを製品化しています。

スタッフの気概と誇りが築く安全性

スタッフの気概と誇りが築く安全性

安全で高品質な商品をお客様にお届けするため、弊社では、厳格な品質管理を行っています。製品が適正に作られているか、塩度や酸度などが規格内であるかの分析や、細菌検査を行っています。
その他、異物混入防止のための製造ライン設計や、従業員に対する食品衛生マナー教育、ISO9001に基づく品質マネジメント活動など、安全・安心のための活動を日々実践しています。

これらは、食品業界であれば必須のものでありますが、大切なのは、どれほどの意識を持って行われているか、徹底されているかです。その点、弊社ではより高いレベルの安心・安全のために、社員一同が自発的に、強い意識で取り組んでいます。

一例を挙げますと、業務改善のためのプロジェクト制度です。毛髪混入の防止、サニテーション(衛生管理)活動、効率化改善など様々な社内プロジェクトを設け、リーダーの指揮のもと、各部署が目標設定を行い、一致協力して取り組みます。

目標達成のためには何が必要かを考え、実践し、問題点の分析によって是正とブラッシュアップを行ってゆきます。このPDCAサイクルの実践により、目標達成に、愚直なまでに真摯に向かうその姿勢は、同業他社に決して負けないものと自負しております。

生姜製品メーカーとして、私たちが目指すところは、ずばり「日本一」です。事実、おかげさまで業界内における弊社の業績やシェアは国内有数のものであり、日本一の称号は、決して夢物語ではありません。
掲げる目標が高ければ高いほど、果たすべき苦労は並大抵ではありませんが、ファイトもわき上がります。その意気込みを胸に、社員たちは責任感を持って日々の業務に臨んでおります。

みやまえの「安心」「安全」「品質」を守る盤石の体制。その礎にあるのは、「日本一の生姜メーカー」を目指すスタッフたちの、気概と誇りなのです。

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